ふるさとの雪月風花
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最近は、円高が日本経済に与える影響について、いろいろなエコノミストが発言
しています。国際ジャーナルの特集でも、円高と日本経済の動向については、こ
れからも注目してもらいたいテーマのひとつだと思います最近は、円高の進行も
ある程度落ち着いた感じもありますが、はたして本当に円高は終わったのでしょ
うか?これは気になるところです。過去の歴史からも、本当の意味で円高に歯止
めがかかるのは、アメリカが介入した時だけという意見もあります。アメリカの
介入については、1978年のカーター政権の時が有名です。オイルショック後
のスタグフレーションによって、急激にドル安になりました。スタグフレーショ
ンというのは、景気後退局面における物価高騰のことをあらわしていますが、こ
の時、当時のカーター大統領がドル防衛を表明して、ドル安にストップがかかり
ました。その次は1995年のクリントン政権下におけるドル安です。1ドル=
79円75銭という円の最高値を記録しています。どちらも民主党政権だったと
ころが、偶然とはいえ、何かを考えさせるところです。オバマ政権においても、
円高を阻止するべく介入があるのでしょうか。これはちょっと気になるところで
すね。
現代画報
報道通信社
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