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ふるさとの雪月風花
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 コンタクトレンズのずさんな手入れから、感染症が後を絶たないらしい。眼科医を中心に指摘されている「アカウントアメーバ角膜感染症」は充血や視力障害、さらには失明という深刻な事態を引き起こす感染症だそうだ。コンタクトレンズの消毒などを洗面所周りで行うために、衛生状態が悪く、微生物の温床になってしまっているという。
 私はほとんどめがねであるが、コンタクトも持っている。そして例外なく洗面所においてある。さらに、随分前から使っていないので、今度つけるときはどうなっているのかわからない状態だ。私よりコンタクトレンズに慣れている人はもっとずさんな使い方をしている。ワンデーアキュビューのような一日使い捨てコンタクトを二日三日と付けっぱなしにしていたりして、びっくりすることがある。ネットなどでも手軽に手に入るようになってしまったため、眼科に定期的に行くこともない。コンタクトレンズが普及し始めの頃、私が高校生くらいの頃から、お洒落な子はコンタクトを付け始めていた。めがねが邪魔という理由から。運動部の子も結構な割合でつけていた。しかし私はそのころは目に異物を入れるのが怖くて、出来なかった。友達がほとんどコンタクトになってからやっと手に入れたのだが、花粉症の時期などに痒みに耐えられず、また夕方になったころのごろごろ感に嫌気がさしてほとんどつけなくなった。今は毎日めがね生活だ。確かに夏などは汗がたまって不便であるが、何より不快感がない。めがねもここ数年市民権をもったので、めがね族としてはありがたい限りである。
 我々が年をとったころ、何十年もコンタクトをつけていた人にどのような影響がでるのか、今から心配である。

国際ジャーナルを発行する国際通信社グループ(国際通信社,報道通信社,現代画報社)は、国際ジャーナル,報道ニッポン,現代画報コマンドマガジンなどの経済誌・月刊誌の発行を主業務とし、教育から人材育成、そしてビジネス チャレンジまで幅広い視野での活動に挑戦しています。
「地域と共に成長し、地域と共に生きる」──月刊経営情報誌『現代画報』では、その思いを基礎として激流の現代に力強く自らの道を切り開いていく経営者たちにスポットを当て、特別取材企画「地域を育む人と企業」をはじめとした「地域医療に貢献する ドクター訪問」「時代と人をつなぐスペシャリスト」「職人~地域で活躍する職人たち~」「心のふるさと~社寺めぐり~」「美食探訪 一度行きたいお薦めの逸店」など独自の対談取材を通して地域と共存共栄する企業の在り方を探っていきます。
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