タカラジェンヌを育てる宝塚音楽学校で3月30日、第98期生の合格発表があり、約26倍もの
難関を突破した15～18歳の少女40人が夢の舞台に向けて第1歩を踏み出しました。

この日の午前10時、在校生が掲示板の赤いリボンをほどいて合格者を発表すると、受験生
からは「きゃー」「あったよ」と大歓声が沸きました。
泣きじゃくる合格者と家族が抱き合って喜んでいる姿が、テレビニュースでも放送されてい
ました。

2度目の受験で合格を手にした三重県の16歳の女の子は「くじけそうになったけれど、私に
は宝塚しかないと思って頑張った」と満面の笑みを見せていました。
また、滋賀県の17歳女の子は「歴史に残るようになトップスターになりたい」と大粒の涙
をこぼしていました。

宝塚音楽学校では、受験者の完成度よりも将来性や個性を重視しようと昨年、1次試験で実
技を取りやめて面接のみにするなど、試験方法を変更したそうです。今年も、容姿や華やか
さなど、舞台人として適正をみる面接試験の後、歌や踊りの審査をしたということです。
受験者数は1028人で前年より78人減ったそうです。

実は、この私も「宝塚音楽学校に行きたい」と思ったことがあります。宝塚のことはよく
知らないのですが音楽が好きだったので、宝塚で音楽の勉強をしたいと安易な考えを持って
いたことがあります。今回、合格された40人のみなさんにはおめでとうございますと伝え
たいと思います。歴史ある宝塚からは、多くの有名な人が卒業されています。これから、
厳しいこともあるかもしれませんが、夢に向かって頑張っていただきたいですね。


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